廃車買取と中古車買取の違いはどこ?双方の特徴を理解しよう!
車を処分したい場合、廃車買取と中古車買取を利用したり、下取りやオークション、譲渡したりするなどいくつか方法があります。ここで気になるのが廃車買取と中古車買取の違いです。これらはどのように異なるのでしょうか。それぞれの特徴や違いを知ることで、車をスムーズに処分できます。車の処分方法で悩んでいる方は参考にしてください。
廃車買取と中古車買取の違いはどこ?
廃車買取と中古車買取の違いは、買取した車をどのようにするかという点です。廃車買取の場合は、買取した後車を解体して、解体したパーツで使えるものは整備や清掃をしてから売却します。売却することで利益を得るのが廃車買取業者です。
中古車買取の場合は、買取した中古車を解体しないで転売します。洗車や整備を行ってから販売するので、綺麗な状態で中古車として販売されるのです。廃車買取だと解体され、中古車買取だと解体されないと覚えておくとよいでしょう。
廃車買取業者に依頼するメリット・デメリット
廃車買取業者に依頼するメリットとデメリットをまとめます。
車の状態はあまり関係ない
廃車買取業者の場合、車の状態はあまり関係なく売ることができます。パーツが使えれば売れるので、故障している車、動かない車でも売ることができるのです。
パーツが健在であれば買取可能です。もしパーツがない場合でも、プラスチックや鉄くずとしての利益が得られることから、買取してもらえる可能性は高いでしょう。
中古車買取業者で断られても売れる
廃車買取業者の場合、中古車買取業者で買取してもらえなかった車でも買取してもらえる可能性があります。パーツの状態によっては、査定額が予想より高くなるケースもあるでしょう。
廃車手続きもお願いできる
自分で廃車する場合、書類作成など面倒な作業があります。役所まで行かなければいけないこともあり、日中仕事をしていると休みを取らなければならなくなってしまいます。
廃車買取業者にお願いすると、これらも一括して行ってくれることが多いためとても便利です。
中古買取業者より買取価格は下がる
中古車ほど高く売れないというのが廃車買取業者を利用するデメリットです。まだきれいな状態の車であれば中古車として売るほうが査定額は高くなるでしょう。
たとえば、人気の車種でも廃車買取業者はスクラップにするので、かなり安い金額で売却しなければならないということがあります。高く買った車でも安い価格しかつかない場合あり、損したと感じるかもしれません。
代車の利用ができない
廃車買取業者を利用すると、代車レンタルができない可能性が高いです。車を処分して新しく買い替えたいという場合は、買い替えるまで代車が必要になることもあるでしょう。
中古車買取業者の場合は、代車レンタルがありますが、廃車買取業者ではレンタルサービスがないことが多く、そのような点はデメリットとなってしまいます。
中古車買取業者に依頼するメリット・デメリット
中古車買取業者に依頼するメリット・デメリットをまとめます。
高く買取してもらえる
中古車は、故障していない綺麗な状態の車ということが前提なので、高値で買取してもらえるのです。状態がよい車や、人気の車種であれば予想以上の価格となる場合もあるでしょう。
事故による破損がある車でも、状態により修理して販売されることがあるため、まずは買取してもらうことができるか相談してみてください。
代車のレンタルができる
中古車を売って新しい車を購入したいという場合、中古車購入の費用を新しい車の購入費にあてることができるでしょう。
また、すぐに購入しない場合でも車が必要であれば、代車のレンタルができるという点が中古車販売店を利用するメリットといえます。
損傷がひどい場合、書類の確認ができない場合は買取不可のケースもあり
中古車として販売できないと判断された場合、中古車販売会社では買取してくれません。また、自動車車検証や自賠責保険書など必要となる書類が揃っていない場合も買取してもらえないため注意しなければいけません。
買取業者によって査定額に違いが出る場合も
中古車買取業者では、買取業者によって査定額に差が出る傾向にあります。買取価格は売るタイミングでも変化してしまいます。そのため、売るタイミングや業者選びが重要になってくるでしょう。
できるだけ高く売りたい場合は、数社から査定額の見積を取ることをおすすめします。納得いく価格で買取してくれる中古者買取業者を探しましょう。
まとめ
廃車買取業者と中古車買取業者の違いについてお伝えしました。それぞれメリット・デメリットがありますが、処分したい車の状態に合わせてどちらを選ぶか決めることになります。
どちらを利用したらよいのか分からないという場合は、まずは中古買取業者で買取してもらえるかどうか確認してみてください。