廃車でもOK!使える部品は引き取ってもらえる?

公開日:2023/02/15  最終更新日:2022/11/29


車を購入後、ETCを新しくつけた、ホイールを新調したなど、愛車をカスタマイズする方が増えています。そんなカスタマイズした愛車が、事故・故障などで廃車になってしまった場合に、せっかくカスタマイズした部品はどうなってしまうのか疑問に思いませんか?廃車の前に回収しておくべきなのでしょうか?

廃車にする場合使える部品を取っておくべきなのか

せっかく購入した車が廃車になってしまう場合、誰しもがもったいないという言葉を思い浮かべるのではないでしょうか?もちろん、乗れなくなってしまったので廃車にするわけですが、まだ年数の経っていない車だったり、自分でカスタマイズした、こだわりが詰まった車だったり、廃車にするには惜しい車というのはよくあります。

そのような場面に出くわしたとき、使える部分を取っておきたい気持ちや、「使える部分を売れるのではないか」「使える部分を売ったら、新しい車の資金にあてることができるのではないか」「カスタマイズした部分だけでも取り戻したい」と思う方は多いのではないでしょうか。

そのようなときに、気になるのが使える部分を廃車前にとっておくことが可能かどうかということです。廃車にする前に部品をとっておくことは、実際は可能です。しかし、それにも条件があります。条件とはどのような条件なのか知っておきましょう。

部品を自分で取り外すのは法律違反になるかも?

車の本体であるドアやシートなどの車を構成する部分については、自分で取り外すことは不可になっています。自動車リサイクル法に基づき、法律違反になる恐れがあります。取り外すのも素人ではなかなか難しい場所ですが、万が一欲しいと思っても、取り外しを行わないようにしましょう。

そのほかには、カスタマイズした部品については自分で取り外せることができるものもあります。車の走行に関係がない後付けのオーディオやETC、カーナビなどは、自分で取り外しが可能です。そのほかにも、スマートフォンスタンドやカップフォルダーなど、車を購入後に自分で設置した備品はもちろん取り外し可能です。

また、ほかには、カスタマイズとして、ホイールやシートを変更している方もいます。そのような場合は、カスタマイズ前に戻すことができるのであれば、取り外しが可能になっています。カスタマイズ前に戻すというのが条件なので、カスタマイズする際は、純正の部品はとっておく必要があります。

取り外しが可能な部品かどうかは、廃車を行う自動車工場の人や解体業者の人に確認を行うことで、確かな情報が手に入ります。廃車に詳しくない素人では、判断が難しい箇所もあるので、プロに確認することをおすすめします。「自分の愛車の部品を取りたいだけなのに」と思うかもしれませんが、法律違反になってしまっては元も子もありません。廃車の部品に取り外しには注意しましょう。

プロに依頼すれば簡単・安全!

廃車前に部品を取り外したい場合はプロに相談をすることをおすすめしましたが、カスタマイズをしたまま売却するという方法もあります。内容によっては、そのままのほうが売却価格は高い場合もあります。近年、車には、さまざまな設備が搭載されています。そのため、後付けにしろ、ETCやカーナビ、オーディオなど、逆に付加価値になる場合もあります。

動かない車や廃車になりそうな車、事故車でも買取可能な買取業者もあるので、まだ使える部品があってもったいないと思う方は、そのような買取業者に依頼するのもひとつの手です。買取の価格がつかない場合もありますが、その場合も引き取りは無料で行ってくれるので、廃車時に必要な引き取り料を無料にできます。車としての買取が可能な業者や、廃車を部品と見ての買取可能な業者かはその会社によって異なるため、見積もりを取ってから依頼をするようにしましょう。

その中でも、高価買取を狙うのであれば、全国や国外にも販路をもっている会社を狙いましょう。国内の販路だけでは限界があります。国外への販路をもっていることで、廃車の高価買取が実現するかもしれません。また、廃車の手続き費用がかからない業者や手数料無料の業者、レッカー代無料の業者など、特徴を把握し、自分の希望に合った業者を探しましょう。電話一本でかけつけてくれる業者も多いので、さまざまな条件から探してみましょう。

まとめ

廃車の部品は後付けでカスタマイズした部品であれば、取り外しが可能です。また、ホイールやシートなども、純正のものに戻すことができるのであれば取り外しができることになっています。また、部品の取り外しは確認せずに取り外してしまうと間違って違法になってしまう場合もあるので、しっかりと確認し不安であれば廃車を依頼した工場や、解体業者に確認しましょう。また、リスクをともなって取り外しを行うより、専門業者に任せるという手もあります。専門業者であればすべて熟知しているので、取り外しや売却、部品としての売却も可能です。廃車にありがちなのが、廃車時にかかる手数料の発生ですが、廃車買取可能業者も最近では多々あるため、お金をかけたくないという方は専門の買取業者に依頼してみるとよいでしょう。

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